2022年在ノルウェー日本大使館主催ベルゲン日本語弁論大会

令和4年4月1日
開会の挨拶をする川村大使
挨拶をするハーゲン・ベルゲン大学学長
川村大使、弁論大会参加者及び審査員
3月12日、ベルゲン大学講堂にて、在ノルウェー日本大使館主催のベルゲン日本語弁論大会を実施しました。
日本語弁論大会冒頭、川村大使は、全ての参加者、日本語の先生方、助成機関及び協賛企業の皆様にご支援いただき、ベルゲン日本語弁論大会が開催できることに感謝を述べました。また、川村大使から、全ての参加者に対して、日本語学習を継続し、今後も日本とノルウェーの友好関係を一層深化することに貢献する両国の懸け橋となってもらいたい旨のエールを贈りました。また、ハーゲン・ベルゲン大学学長からは、日本語弁論大会参加者が自ら日本語を学習することを選択し、弁論大会に出られるレベルまで努力したことに敬意を表したいとのお言葉をいただきました。
 
本年のベルゲン日本語弁論大会には、ベルゲン大学日本語学科の学生や日本語の授業が開講されているアマリースクラム高校の生徒を中心に合計12名(グループA:7名、グループB:5名)の参加があり、参加者各自の個人的な経験や関心に基づいたテーマについて流暢な日本語でスピーチをする参加者の姿が印象的でした。

A(初級)グループの一位には、日本語を学習する契機となった「日本のポップミュージック」についてスピーチをしたサンネル・トットラン氏が輝きました。「日本語の歌詞がキレイであり、その日本語の歌詞の意味をより理解するために日本語学習に励んだ」と堂々と聴衆に語りかける姿は素晴らしかったです。

B(上級)グループの一位には、「気候変動等の持続可能性」についてスピーチをしたディアーナ・イエンセン氏が輝きました。京都議定書で定められた温室効果ガス排出量の削減目標を取り上げつつ、今後の対応策について自論を展開、その語彙力及びメッセージ性の高さに圧倒されました。
なお、審査は、4名の審査員により、各参加者を日本語力及びスピーチ力の観点から点数方式にて実施し、各審査員による審査結果点数の合計高位順に成績優秀者を決定しました。
 
また、審査員長のヴァッレスタ駐ベルゲン日本名誉総領事から、成績優秀者を称えるとともにすべての参加者の努力に敬意を表明する等、日本語弁論大会全体の講評がありました。

入賞者の皆様、おめでとうございます!また、惜しくも今回入賞を逃した皆様も、よく頑張りました。来年の日本語弁論大会も楽しみにしています!さらに多くの参加者を期待しています。
 

受賞者

 
  グループ A 初級者 グループ B 上級者
第一位 サンネル・トットラン氏
(日本の音楽)
ディアーナ・イエンセン氏
(持続可能性)
第二位 クリスティアーナ・ミラノヴァ氏
(よくしつけられた日本の子ども)
ホーコン・ラウリツェン氏
(居酒屋)
第三位 キーリル・バテール氏
(日本のストリートレース)
エーミル・ヘルゲセン氏
(日本とノルウェーの結婚式の違い)









 

賞品