2019年在ノルウェー日本大使館主催ベルゲン日本語弁論大会


会場:ベルゲン市立図書館
3月30日(土),ベルゲンの中心地ベルゲン市立図書館にて,同図書館共催の下,本年度第2回日本語弁論大会を開催しました。
今次日本語弁論大会では,マルテ・ミョース・ペッシェン・ベルゲン市長が開会の挨拶を行いました。ペッシェン市長は,古代オリンピックを復興させ,近代オリンピックの基礎を築いたピエール・ド・クーベルタンのオリンピックの理念「勝つことではなく参加することにこそ意義がある。」を引用し,ノルウェー人にとって習得が困難であるだろう日本語にて,来場者の前でスピーチをする参加者の勇気と能力に強い感銘を受けた,と述べました。
ベルゲン日本語弁論大会には,主にベルゲン周辺地域から15名の参加があり,その多くは,ノルウェー西部の高校で唯一日本語の授業が行われているアマリー・スクラム高校の在校生及び卒業生でした。スピーチのテーマは様々であり,歴史的な交易路である「シルクロード」と日本文化の関係の研究から,ノルウェー人と日本人の対人関係に関する個人的な経験や和食といったものがありました。
成績優秀者について,ベルゲン大学日本学科1年生のイセリン・リーラン氏とオスロ大学修士課程所属のアンナ・カロリーネ・ヨンセン氏がそれぞれ,初級グループ,上級グループの第一位に輝きました。主要な優勝賞品としては,初級グループの優勝者に対して,スカンジナビア・ニッポン笹川財団から訪日支援資金8,000NOK,上級グループの優勝者に対して,同財団から訪日支援資金11,000NOKが贈られました。
入賞者の皆様,おめでとうございます!また,惜しくも今回入賞を逃した皆様も,よく頑張りました。来年の日本語弁論大会も楽しみにしています!
受賞者
グループ A 初級者 |
グループ B 上級者 |
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第一位 | イセリン・リーラン氏 | アンナ・カロリーネ・ヨンセン氏 |
第二位 | ボーノ・マイェロン氏 | トーマス・フイセーテル氏 |
第三位 | オティリエ・ラングホルム氏 | ラモーナ・トゥバイト氏 |
- イセリン・リーラン氏のスピーチ(PDF)
(338KB)
- アンナ・カロリーネ・ヨンセン氏のスピーチ(PDF)
(197KB)
賞品
グループA(初級者) | グループB(上級者) | |
第一位 |
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第二位賞 |
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第三位賞 |
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参加賞 |
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