小津安二郎監督8作品がオスロ・シネマテーケで上映されます
令和元年10月29日

小津安二郎(1903-1963)は日本映画界の巨匠の1人として見なされています。松竹株式会社の協力の下,国際交流基金からの助成を受け,本年晩秋に,小津安二郎の無声映画1作品及び発声映画7作品が,オスロ・シネマテーケにて上映されます。
10月30日(水)18時: ディック・ステーゲヴァーンス・オスロ大学准教授によるオープニング講演
オスロ大学文化研究・東洋言語学部のディック・ステーゲヴェルンス教授に,オープニング講演「小津安二郎:入門」として,長期間かつ生産的であった小津監督の映画制作活動についてお話いただきます。
講演は英語で行われる予定です。
講演は英語で行われる予定です。
上映作品(10月30日から12月15日まで)
上記期間中,オスロ・シネマテーケは以下の8つの作品を上映する予定です。
- I Was Born, but『大人の見る繪本 生れてはみたけれど』(1932)
- Late Spring『晩春』(1949)
- The Flavor of Green Tea over Rice『お茶漬の味』(1952)
- Tokyo Story『東京物語』(1953)
- Early Spring 『早春』(1956)
- Tokyo Twilight『東京暮色』(1957)
- Late Autumn『秋日和』(1960)
- An Autumn Afternoon『秋刀魚の味』(1962)
日本で最も作品が上映された映画監督の1人である小津監督の作品を,この機会に是非ご鑑賞下さい。
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