川村大使のボードー市訪問

令和5年10月2日

1 ハンセン・ノール大学学長との意見交換(9月26日)

川村大使、ハンセン・ノール大学学長、エイアネ・ノール大学研究担当副学長
川村大使はハンセン・ノール大学学長(Rector Hanne Solheim Hansen)及びエイアネ・ノール大学研究担当副学長(Pro-Rector Ketil Eiane)から、ノール大学の概要、同学が掲げる重点分野及び日本の大学との研究協力の現状について説明を受けました。川村大使からは、両国の高等教育機関間の交流の活性化と一層の拡大に向けて、可能な限りの支援を行いたい旨述べました。

2 スメープラス・ボードー市副市長表敬(9月27日)

川村大使及びスメープラス副市長
川村大使は兵庫県南あわじ市と友好都市関係にあるボードー市のスメープラス副市長(Mr. Ola  Smepluss)を表敬訪問し、同市長からボードー市の概要、友好都市関係の現状と展望等について説明を受けしました。川村大使は、ボードー市と南あわじ市が友好協力関係を促進していることを歓迎するとともに、今後の更なる交流強化について副市長と意見交換を行いました。

2020年12月、ボードー市と南あわじ市は観光、人材交流及び両市で見られる渦潮の世界遺産登録促進に向けた可能性調査等に関する協力を進めるため、友好連携協定を締結しています。

3 サルトストラウメン視察(9月27日)

川村大使及びサルトストラウメン関係者の方々
サルトストラウメン海峡に生息する海藻について説明を受ける川村大使
さらに、川村大使はスメープラス・ボードー市副市長と共にサルトストラウメン海峡を視察しました。そこでは、渦潮を観察すると共に、Nord&NE関係者からサルトストラウメン海峡の生態系につき説明を受けた他、サルトストラウメン海峡から塩を生産している「Arctic Salt」の代表であるホンセット氏(Mr. Tore Hongset)から塩の作り方について説明を受けました。

また、Saltstraumen Hotelによって行われているワークショップ「Fiskebørsen」にも参加し、環境に配慮した食育を体験しました。
サルトストラウメン海峡に生息する生物に関する展示

4 Bodø 2024関係者との意見交換(9月27日)

川村大使及びラーシェン氏
川村大使は、2024年欧州文化首都に向け活動を行っているBodø 2024のリーダーであるラーシェン氏(Mr. Andre W. Larsen)から、2024年に向けた計画の進捗状況及び日本との協力状況について説明を受けました。Bodø 2024は、来年2月3日にオープニングが予定されており、期間中に現在約1000のプログラムが計画されています。また、日本とは、EU・ジャパンフェスト日本委員会とも協力し、パスポートプログラムなどを通じアーティストやキュレーターの相互訪問などが行われています。