2024年在ノルウェー日本大使館主催ベルゲン日本語弁論大会
令和6年3月7日
松村参事官及び弁論大会参加者
3月2日、ベルゲン大学講堂にて、在ノルウェー日本大使館主催のベルゲン日本語弁論大会を実施しました。
日本語弁論大会冒頭、松村参事官は、全ての参加者、日本語の先生方、助成機関及び協賛企業の皆様にご支援いただき、ベルゲン日本語弁論大会が開催できることに感謝を述べました。また、全ての参加者に対して、日本語学習を継続し、日本とノルウェーの友好関係を一層発展させるべく両国の懸け橋となってもらいたい旨のエールを贈りました。
続いて、ベルゲン大学外国語学科のポールセン(Mr. Martin Paulsen)学科長からは、日本語学科の教育の質はベルゲン大学全体の中でも非常に高いものであり、日本語学科の先生及び学生に敬意を表したいとのお言葉をいただきました。
本年のベルゲン日本語弁論大会には、ベルゲン大学日本語学科の学生を中心に合計14名(グループA:8名、グループB:6名)の参加があり、リサイクルや食に関する日本とノルウェーの文化的違い、日本語からノルウェー語への翻訳の経験、さらには日本の天気予報でよく見られる洗濯指数ついてなど参加者各自の個人的な関心に基づいた幅広いテーマのスピーチが行われました。
A(初級)グループの1位には、日本の擬音語(オノマトペ)についてスピーチをしたHåkon Ruud氏が輝きました。角田実験の結果を紹介しながら日本人の脳機能のユニークさについて堂々と聴衆に語りかける姿は素晴らしかったです。
B(上級)グループの1位には、「ノルウェー王国郷土防衛隊のいわゆる特選中隊」についてスピーチをしたErik Hauger氏が輝きました。郷土防衛隊の役割、選抜方法、訓練について流暢な日本語でスピーチをする姿に圧倒されました。
なお、審査は、4名の審査員により、各参加者を日本語力及びスピーチ力の観点から点数方式にて実施し、各審査員による審査結果点数の合計高位順に成績優秀者を決定しました。
また、審査員長のヴァッレスタ(Mr. Åge Vallestad)駐ベルゲン日本名誉総領事から、成績優秀者を称えるとともにすべての参加者の努力に敬意を表明する等、日本語弁論大会全体の講評がありました。
入賞者の皆様、おめでとうございます!また、惜しくも今回入賞を逃した皆様も、よく頑張りました。来年の日本語弁論大会も楽しみにしています!さらに多くの参加者を期待しています。
受賞者
グループ A 初級者 | グループ B 上級者 | |
第1位 | Mr. Håkon Ruud (日本語の擬音語と脳) |
Mr. Erik Hauger (ノルウェー王国郷土防衛隊のいわゆる特選中隊) |
第2位 | Ms. Ingunn Myskja (パンクロックと演歌) |
Mr. Ulrik S. Stafsnes (やさしい日本語) |
第3位 | Mr. Mathias Reitan (R/Place) |
Mr. Asle R. Skjørestad (神戸大学写真部) |
賞品
BERGEN Group A | BERGEN Group B |
1st prize
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1st prize
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2nd prize
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2nd prize
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3rd prize
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3rd prize
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All participants
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