日本文化デー(於:ドランメン博物館)

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2019年3月3日,ドランメン博物館にて,日本大使館及びドランメン博物館共催の下,日本文化デーを開催しました。当日の3月3日は,お雛祭りの日でもあり,多くの子ども連れを含む800人以上の来場客がありました。

開会式はドランメン博物館のイーダ・M・クリングヴァル氏による歓迎の挨拶で始まりました。クリングヴァル氏は,自身の開会の挨拶の中で,ノルウェーを含むヨーロッパの美術・工芸に19世紀後半の日本美術の強い影響が見られる、いわゆる『ジャポニズム』について言及し、この影響はドランメン博物館属の美術品・工芸品にも表れていると述べました。また,ドランメン博物館が所有する日本庭園も、ノルウェー美術史に現出する日本美を強調する存在であると付け加えました。

在ノルウェー日本大使館からは,山田和美参事官が開会の挨拶を行い、ノルウェーにて日本文化への関心が高まっていることを肌で感じることができ有り難く思う、と感謝の気持ちを表わしました。 

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開会式のプログラムには,ノルウェー国立オペラ・バレー管弦楽団バイオリニストである三上由紀子氏による日本人作曲家作品の独奏演奏。三上氏のバイオリンと在ノルウェー日本大使館職員の箏による宮城道雄作『春の海』の合奏。スヴァイン・ヴェースタ氏によるアイヌ民族の口琴であるムックリの吹奏。他では滅多に聞くことのできない音色に,開会のプログラムに集まった来場客からは感嘆の声が漏れていました。

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日本文化デーの第2部はアヤズ・ウル・ハク氏による折り紙,佐藤暢代氏による書道等のワークショップを行い,子ども連れの親子を中心に人気を博しました。また,ドランメン武道センター,ドランメン柔道クラブ及びオスロ大学剣道クラブによる武道デモンストレーションを披露し,各武道家の力強いかけ声や動きに注目が集まっていました。

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また,1階の展示室には,版画コレクターのクヌート・ミーレル氏及びノルウェー盆栽協会の協力を得て,江戸時代版画、盆栽、及び雛人形を鑑賞するスペースを用意しました。そこでは,裏千家講師のマリウス・フロイスランド氏による茶道デモンストレーション及び在ノルウェー日本国大使館員による和菓子と日本茶の講演を行い、集まった来場者は,日本茶と源吉兆庵作成の和菓子の味を堪能しました。

2階では,在ノルウェー日本大使館職員により,昔話『鶴の恩返し』及び『竹取物語』の紙芝居の読み聞かせを行いました。

3階では,生け花インターナショナルのリスベット・レールム氏による生け花のレクチャー・デモンストレーション及び日諾協会の大木靖子氏による花配りのレクチャー・デモンストレーションを開催しました。


今回,日本文化デーを開催できたことは,ドランメン博物館、協力いただいた文化人の皆様,来場客の皆様のお陰です。ありがとうございました!