杉山大使のスヴァールバル諸島訪問
令和6年8月26日
杉山大使は、8月14日から16日にかけ、スヴァールバル諸島のロングイヤービーエン及びニーオーレスンを訪問しました。
1 スヴァールバル知事表敬(8月14日)
杉山大使とファウセ知事
杉山大使はファウセ(Mr. Lars Fause)スヴァールバル知事を表敬訪問し、スヴァールバル諸島の住民の安全確保及び環境保護にかかる取組や地球温暖化のもたらす影響について説明を伺ったほか、同諸島における日本との間の科学研究関係の交流を中心に意見交換を行いました。その際、在留邦人や日本人観光客の安全につき引き続き配慮するように依頼しました。
2 ニーオーレスン国際観測村(Ny-Ålesund Research Station)訪問(8月15日-16日)
ノルウェー極地研究所の方々、日本の研究者の方々及び杉山大使 | 海洋、氷河・氷床等の調査現場視察 |
杉山大使はレンナン(Mr. Arnt Rennan)ノルウェー極地研究所ニーオーレスン基地代表及びネルゴール(Ms. Aud Nergård)Kings Bay社マネージャーからニーオーレスンにおける研究活動の概要及び研究施設の維持等に関する説明を受けたほか、湾内の海洋、氷河・氷床等の調査現場の視察をしました。
日本の観測基地、右から當房准教授、杉山大使、大畑助教 | サンプル処理の説明等、基地内部の様子 |
また、當房 豊(とうぼう ゆたか)国立極地研究所准教授、大畑 祥(おおはた しょう)東海国立大学機構名古屋大学助教から、日本の観測基地・装置の説明や研究内容について説明を受けました。
日本は、1991年よりニーオーレスンに観測基地を設けて研究・観測を行っており、2019年には新たな観測基地に移転し、活動を継続しています。詳しくはこちら。