海上自衛隊東京音楽隊のオスロ訪問【実施報告】

平成26年5月21日

海上自衛隊東京音楽隊のオスロ訪問【実施報告】

日の丸を先頭に堂々と行進する海上自衛隊東京音楽隊
5月5日(月)から12日(月)の1週間、日本より海上自衛隊東京音楽隊がオスロを訪問し、ノルウェー憲法制定200周年記念日行事「ミリタリー・タトゥー2014」へ参加しました。
我が国の「ミリタリー・タトゥー」への参加は初めてであり、期間中、海上自衛隊東京音楽隊が、我が国を代表して、「ふるさと」や「さくら・さくら」などの楽曲を演奏しました。
以下、海上自衛隊東京音楽隊が出演した「ミリタリー・タトゥー」の行事を紹介します。

1.「ミリタリー・タトゥー・パレード」(5月9日(金))

カールヨハン通りを堂々と行進する 海上自衛隊東京音楽隊
オスロ市庁舎での各国の軍楽隊との合同演奏会
各国の軍楽隊と共にカールヨハン通りから市庁舎まで行進しました。
我が国の他に、ノルウェー、イギリス、オランダ、デンマーク、スウェーデン及びフィンランドから軍楽隊が参加しました。

2.TV2「“God morgen, Norge”」にも出演(5月9日(金))

和服を着て歌う海上自衛隊東京音楽隊の三宅由佳莉3等海曹

3.「ミリタリー・タトゥー・演奏」

5月9日(金)から5月11日(日)にかけ、オスロ・スペクトラムで合計4回の演奏を披露しました。出演団体は、それぞれの持ち時間8分をフルに活用してパフォーマンスを展開しました。欧州の軍楽隊の特徴である直線的な演技に対し、海上自衛隊東京音楽隊の変幻自在の動きのドリルは聴衆にとって珍しいものでした。
海上自衛隊東京音楽隊は、「君が代行進曲」で入場し、大島ミチル作曲「天地人」のテーマの後、三宅三曹の「ふるさと」の歌唱、そして「自衛隊音楽まつり」でお馴染みの艦旗隊も加わって錨を回すお得意の演技を「軍艦」でまとめ、場内の観客から感嘆の声が上がりました。
今回の海上自衛隊東京音楽隊による我が国の代表する楽曲の演奏は、ノルウェー国民に音楽を通じて、我が国古来の文化を紹介する良い機会になりました。