川村大使のトロンハイム市訪問
令和5年4月3日
3月22-23日、川村大使はトロンハイム市を訪問したところ、概要は以下のとおりです。
1 ノルウェー科学技術大学(Norwegian University of Science and Technology, NTNU)訪問(3月22日)

川村大使はグランデNTNU副学長から、NTNUの概要、同学が掲げる重点分野及び同学と日本の大学の研究協力の現状について説明を受けました。川村大使からは、コロナ・パンデミックによって妨げられてしまった両国の高等教育機関間の交流の再活性化と一層の拡大に向けて、可能な限りの支援を行いたい旨述べました。
2 ノルウェー産業科学技術研究所(SINTEF)訪問(3月23日)


3月23日、川村大使はヨルヴ(Ms. Alexandra Bech Gjørv)SINTEF・CEOの歓迎を受けました。その後、同研究所のエネルギー、海洋技術、デジタル及び産業部門に所属する研究者から、各部門の取組や日本との研究協力プロジェクトに関する説明を受けました。川村大使からは、ノルウェー最大の研究機関であるSINTEFと日本の間の長年にわたる協力関係を歓迎すると共に、両国が共通の関心を有する分野での益々の連携実現に対する期待を表明しました。
3 トロンハイム市長表敬(3月23日)

川村大使はオッテルヴィーク(Ms. Rita Irene Ottervik)トロンハイム市長を表敬し、日本とトロンハイム市との間の文化・経済・領事関係を中心に意見交換を行いました。なお、オッテルヴィーク市長は、2005年にトロンハイムで天皇・皇后両陛下(当時)をお迎えした市長として知られています。
4 国立工芸博物館(Nordenfjeldske kunstindustrimuseum)訪問(3月23日)

川村大使は国立工芸博物館(Nordenfjeldske kunstindustrimuseum)を訪問し、ノッドセット(Ms. Ingrid Lunnan Nødseth)館長から同博物館の活動の説明を受けた他、将来的にトロンハイム市で日本関連文化事業が開催される場合の協力の可能性について意見交換を行いました。なお、同博物館は、2021年1月から改修のため閉館しています。