10月25日、オスロ市内の飲食店にて、日本酒プロモーションイベントとして、一般客を対象に日本酒試飲会が行われました。本事業は、経済産業省の東日本大震災被災地復興支援対策海外事業拡大支援として行われたものです。今回は、福島の末廣酒造と会津誉酒造の2社がノルウェ-を訪れました。
ノルウェ-を訪れた一行 |
近年、日本酒の海外展開の重要性が増していますが、ノルウェーでは、日本酒についてはまだまだ知られていないのが実情です。ノルウェ-では、日本酒は非常に強いお酒であるといったイメージも強い中、日本酒は飲みやすいものであることを伝え、ノルウェ-での日本酒普及につなげようと、一行は輸入業者や飲食業界関係者を対象に日本酒に関するセミナーなどを2日間にわたり開催しました。
日本酒は、料理の味と密接に関係している飲み物であるため、海外でも美味しい日本食の食べられる国では、日本酒の普及も進むそうです。その点、新鮮な魚を食べられるノルウェーは、ノルウェーの魚と日本酒の取り合わせが考えられる、と一行はノルウェ-での日本酒普及に対する期待を語りました。
今回の御一行の訪問が、今後ノルウェ-において日本酒に対する理解と関心をますます高め、寿司と同様、広く愛される日本の食文化の一つになることにつながっていくことが期待されます。
試飲の様子 | 日本酒について熱心に質問する参加者 |