北海道千歳市とコングスベルグ市の友好親善都市提携25周年記念

~北海道千歳市青少年のコングスベルグ市訪問~

コングスベルグ市内の学校を訪問

北海道千歳市は、千歳市とコングスベルグ市の友好親善都市提携(1988年~)の25周年を記念し、1月6日から12日にかけて青少年(12-17歳)14名のノルウェ-訪問研修を実施しました。千歳市では、ノルウェ-にちなんだクロスカントリースキー大会千歳ホルメンコーレンマーチが開催されているなど、両市の関係は深く、一行は今回のノルウェ-訪問を楽しみにしていました。まず訪れたオスロ市内では、市庁舎など名所を視察したほか、在ノルウェー日本国大使館にて、館員からノルウェ-王国の歴史、経済情勢、福祉政策などについて概況説明を受けました。

9日から11日にかけ、一行はコングスベルグ市に滞在し、地元の中学校やユースクラブでノルウェ-の青少年と交流し、ホームステイ体験をするなど地元市民から温かい歓迎を受けました。また、コングスベルグ市庁舎、マイニング博物館を訪問したほか、ギャラリー・オーケンのスヴェイン氏、フルーエ氏の案内で、隣接する日本庭園の茶室を視察しました。コングスベルグ市において、このように日本らしい空間があることに一行は驚いたそうです。

千歳市からの訪問団、コングスベルグ市庁舎にて コングスベルグのユースクラブを訪問

日本に帰国した研修参加者らは、「ノルウェー王国コングスベルグ市派遣研修報告会」にて、約60人の市民にノルウェーやコングスベルグ市について発表し、研修成果を披露しました。短い期間の中で、ノルウェ-と日本の青少年が互いに交流し、両国について知り、ますます強い絆が両市の間に生まれました。ホストファミリーとの別れ際には、涙の場面もあったとのことですが、今回の出会いが将来につながり、またいつか再会できる日が来ることを心より願っています。

ホストファミリーの家で ホストファミリーへの返礼会
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